医師・薬剤師・薬種商・鍼灸師の先生へ
伝統漢方研究会のご紹介
漢方を志す先生方へ、治癒率の低下にお悩みになった経験はありませんか?
「症状はどれほど改善しているのか? 病状の客観的な指標はないか?」と感じたことはありませんか?
「この薬方で治るはずなのに・・・なぜ治らない?」
文献を読み返し、治療手段を模索された先生は少なくないはずです。
それは、漢方治療に携わる誰もが経験する「壁」と存じます。
私にもその苦い経験は数え切れないほどありました。
「患者さんへピッタリ適合する薬が事前に解ったら・・・」 と、大村恵昭先生の「バイ・ディジタル O-リングテスト」を実践してみたり・・・暗中模索の反復でした。
そんな中、漢方を志して15年目に「糸練功(しれんこう)」という技術を知り、衝撃を受けました。
糸練功は、木下順一朗先生(福岡県・太陽堂漢薬局)が考案され、高い治癒率をあげておられました。
その原理は、先述の「バイ・ディジタル O-リングテスト」、 入江正先生の「フィンガーテスト(FT)」と、生体反応を応用した点では共通性があります。
それらの手法を、より細分化したものが糸練功です。
患部や反応穴の情報を分析し、シミュレーションしながら適合薬方を検索します。
また、薬方サンプルを用いたシミュレーションによって、服薬しなくても、投薬後の生体反応も知ることができます。
安定した糸練功ができるまでには、個人差もあり、日々の練習を要します。
が、 次第に証の判別は正確さを増し、治癒率は飛躍的に上がります。
糸練功は、東洋医学における「難解な証の識別を可能にする」画期的な技術です。
また、糸練功は漢方のみならず、抗生物質や抗炎症剤など、合成医薬品の適否の判別にも応用できます。
東洋医学の現場だけでなく、現代医療においても信頼性の高い技術と成りえます。
但し、糸練功で接することのできる患者さんの数は、多くとも一日に20名です。
そこで、「一人でも多くの先生が糸練功に接する機会を」と考え、伝統漢方研究会を紹介したいと存じます。
伝統漢方研究会では、伝統的な日本漢方を残す事を目的に、毎月 地区研究会を開き、
● 糸練功を駆使した証(患者さんの病能)の探索
● 薬方・薬味の解析・研究・勉強 をしています。
地区研究会は、関東・関西・九州にて毎月1回 開催されています。
なお、伝統漢方研究会は、有資格者(医師・薬剤師・薬種商・鍼灸師)で構成されております。
一般の方(資格のない方)は入会できません。